熊本地震 × 東日本大震災 被災者対談特集

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震災体験談

普段から大事なものの置き場所は決めておくべきだった

震災体験談6 【熊本地震体験者/45歳/女性】

4月14日の前震の時には、強い揺れは感じたものの、家の中の物が散乱することもなかったので、購入したのは2リットルの水、6本の1ケースだけでした。

その後本震が起こり、すごい揺れが続いて、怖くて記憶もあまりありません。
それで揺れが収まって、外に出ようと戸を開けようとするのですが、戸が開かないんです。
懐中電灯も携帯電話も枕元に持ってきていなかったので、暗闇の中を手探りで探す羽目になりました。2台の車の鍵も見つかりません。
普段からバッグの中にいれるなり、きちんと決めておければよかったのですが、いつも帰ってポイって置くままだったのは反省点です。
結局、近くの小学校まで歩いて行きました。
着の身着のまま、パジャマのまま、とりあえず毛布だけ羽織って外に出ましたのが、すごく怖かったです。

その後もすごい余震が何度も来て、携帯の警報も何回も鳴りました。
さらに安否確認メールが何回も来るので大変でした。
それどころじゃない状況ですぐに返さなくてはならないのがすごくストレスでした。それが大変だったという記憶はあります。

それで小学校に行ったものの、深夜ですからもちろん玄関の鍵は開いておらず、体育館が開くまでに1~2時間くらいあったんじゃないかと思います。ブルーシートか何か座れるような物を持って行けばよかったなと思いました。何の防災意識もなかったことを反省しています。
座る物と車の鍵と、あとは探したのが眼鏡です。懐中電灯の置き場所だけは決まっていましたので、暗がりの中でも探して見つかりました。

翌日は、家の全部屋に亀裂が入っていました。
アパートの玄関ドアも全部亀裂が入っていて、地割れもありました。
益城町からは遠い北区ですけれど、結構地割れも起こしていて、揺れのすごさを実感しました。
自宅は水が止まっていました。電気とガスはついたものの、水が出ないと生活できないので、水道も全部大丈夫な実家に避難しました。

※意見は参加者個人の主観であり、発言内容について、有効性を保証するものではありません。

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