熊本地震 × 東日本大震災 被災者対談特集

-震災体験を活かして別冊「防災タウンページ」で伝えたい情報とは?-
『読者にとって、本当に必要な情報は何なのか?』

震災体験談

共助の重要性「近くに頼れる存在がいたことで、怖がらずに済んだし意識も高まった」

震災体験談4 【東日本大震災体験者/48歳/女性】

震災の3.11の当日は、私もオフィスで仕事をしていました。
仙台は地震が多い所ですが、自宅では全く何の備えもしていませんでした。
帰宅しても電気は点かないですし、何が落ちているのかも全く見えない状況でした。食事を作ろうと思っても、本当に何もできませんでした。準備しておくことの大切さを痛感しました。

タウンページ読者には女性も多いと思いますので、自分だけじゃなくて、家族をどうやってごはんを食べさせるか、どうやって安全に過ごさせるかという経験を盛り込んで何か発信できたらいいと思いました。
地震だけじゃなく、いろいろな防災知識を持って備えておくことが大事ですね。

別参加者:本当に何もない状況で、その日はどう過ごされましたか。我慢して寝たという状況ですか?

小学生になる息子が仲良くしている友達のお家が近くにあって、帰宅したら、息子が友達の家にいるというメッセージを私の家の玄関に張っておいてくれたのですね。それで迎えに行って「うちには何もない」という話をしたら、そこのお母さんもすごくしっかりされていて、「うちにいっぱいあるから」と、ローソクや電池、食べ物を分けてくれたので、家に帰って一晩過ごすことができました。

別参加者:お子さんの反応はどんな感じでしたか。

自宅に1人でいたので、すごく怖かったと思いますが、友達も含め、近くに頼れる大人や友達、すぐに助けを求める場所があったので、本人はそんなに怖がらずに済んだと思います。
ただ、その日以来、やっぱりすごく「助けられた」とか「助けなきゃ」とか意識が高くなったみたいで、「あっちに米がある」とか「あっちにパン屋さんがある」とか、毎日自転車で探し回っていました。
半分は楽しみながらですが、生きるために食べ物が必要だといったことをすごく学んでいる気がします。

※意見は参加者個人の主観であり、発言内容について、有効性を保証するものではありません。

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