熊本地震 × 東日本大震災 被災者対談特集

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震災体験談

ルールを破ってでも、自分の体を守る行動をすることが大事

震災体験談3 【東日本大震災体験者/42歳/男性】

実は東日本大震災の何日も前から大きめな地震がずっと続いていて、津波警報もしょっちゅう流れていたので、いざ震災の時も、津波警報が鳴り過ぎて、イソップ寓話の狼少年に惑わされる大人たちみたいになっていました。

それで大きな揺れが来た後の津波の第1波が、大体足のくるぶしぐらいで、その第1波が引いたのでもう安心ということで、避難した体育館から家に荷物を取りに行った方々が、第2波の大きい波で、みんな流されてしまいました。
津波は本当に広いエリアに来るし、津波といっても大きな波というより、アスファルトなどを削ってやって来ます。
亡くなられた方は溺死ではなく、圧死による方が多かったです。

震災以来、東北では特に津波に対して、ものすごく警戒意識が高くなりました。
例えば、休日に関東のテーマパークに行った時、海の前の施設なので、車はやはり屋上に止めます。周囲を見ると全部東北ナンバーでした。
下がガラガラで、真ん中が空いているのに、一番上に止めるのは、みんな秋田・宮城県ナンバーでした。

あとは、地震があったときに、「ここに待機してください」と言われても、自分の身が危ないと思えば、ルールを破ってでも、自分の体を守る行動をするということが大事だと思いました。

大川小学校の悲しい例もありますが、危ないと思ったら逃げるべきです。そこは本当に痛感しました。

※意見は参加者個人の主観であり、発言内容について、有効性を保証するものではありません。

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