熊本地震 × 東日本大震災 被災者対談特集

-震災体験を活かして別冊「防災タウンページ」で伝えたい情報とは?-
『読者にとって、本当に必要な情報は何なのか?』

震災体験談

ホイッスル、懐中電灯などを枕元に置くなど、災害の備えを習慣化

震災体験談11 【熊本地震体験者/53歳/男性】

地震の後の逃げる時に、とっさの行動だったのですが、懐中電灯を持って出たようなんです。
私は懐中電灯を置いている所がいつも頭の中にあって、とっさに持って出たのだと思うのですが、その懐中電灯はグルグル回すタイプでラジオも付いていたので、それでいろいろ情報を聞くことができました。
断水していましたが、近所の方が井戸のポンプを開放してくれました。水は濁っていましたが、トイレ用の水としてバケツで何回でも運んで使いました。

2週間ほど車中泊をしていたところ、余震が来ると家族の携帯4台のメールが一斉に鳴って、車の中は密室なので、もうみんな驚いてびくびくしていましたね。これが精神的に結構きつかったです。
エリアメールの解除の仕方が後で分かってからは何台かを解除してようやく落ち着きました。

あとはガスが止まったので、カセットコンロとガスボンベの備蓄がちょうと3本セットであったので、それでお湯を沸かしました。
お風呂は使えませんでしたから、子どもたちはペットボトルの水を沸かして体を拭いたり、洗面器に分けて風呂場の手前でシャンプーを流したりしていました。

車中泊をしていて、エンジンはなるべくかけないようにしていました。
ガソリンスタンドでも「1日20リットルまで」などと制限されていたので、普段からガソリンは満タンにしておいた方がいいとは思いました。

車に関しては、地震が落ち着いた後も車の中にマットと毛布、飲料水、懐中電灯、使い捨てカイロ、体を拭くシートなど、後部に積んだまま通勤していました。
娘たちは、首から下げられるホイッスルと懐中電灯、自分の車の鍵は枕元に置いて寝付くということを今も習慣化しています。
私も懐中電灯を枕元に置いて寝ています。

地震が起きた翌日には、通帳や家の権利書などを含めて貴重品を全部リュックサックに入れておいて、買い物に行くときや外出の際は持ち出して、家の中には置かないようにしています。

※意見は参加者個人の主観であり、発言内容について、有効性を保証するものではありません。

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