水害・ゲリラ豪雨

Rainstorm

この100年で日本の平均気温は約1度上昇したといわれます。近年都市部で多発するゲリラ豪雨は予測が難しく、地球温暖化と無関係ではないとも言われ、命にかかわる被害をもたらすこともあり、従来の知識や経験が通用しない恐ろしさを秘めています。

ゲリラ豪雨の特徴

局地的

およそ 10㎞四方という極めて狭い範囲に発生します。

降雨量が多い

時間雨量100mm以上という、月間降雨量を超える猛烈な雨がわずか1時間程度で降ってしまうことも。

ゲリラ豪雨への対策

前兆を見逃さない
ゲリラ豪雨の発生前には「巨大な積乱雲が発生→空が暗くなる→雷鳴・稲光→冷たい風が吹く」などの前兆があります。
街の中で遭遇したら
局地的な浸水の恐れがあるため、地下鉄の駅や地下街、地下駐車場にいる場合はすぐ地上へ。道路ではマンホールや側溝の蓋が外れる危険が。水が引くまで路上を歩くことは避けます。
河原や渓流にいる場合
川の水位は短時間で急激に上昇します。上空が晴れていても水位が上がったらすぐに川から離れてください。特に中洲にいる場合は迅速な行動をとりましょう。
家屋の浸水から身を守る
半地下の玄関や駐車場には止水板や土嚢を積みます(家庭用ごみ袋に水を入れた「手づくり水嚢」でも代用可)。家が低地にある場合は、貴重品や電化製品等を2階へ移動しましょう。

知っておこう!水害・洪水の防災知識

氾濫水の拡がる速さ
河川の氾濫水は平野部では時速1km、扇状地では時速3~5kmで拡がる。平野の幅が狭い谷底平野も扇状地同様に流速が速くなる。とくに坂道や傾斜地では氾濫水が速く流れるので歩行の際、足をすくわれないように注意が必要。
浸水の水かさ上昇速度
浸水が上昇する速度は10分で10~20cm。したがって30分ぐらいで家屋の床の高さまで水位が上がる。下水道の氾濫速度も同様。
浸水中の歩行速度
成人男性の歩行速度は平常時で時速4~6km、浸水時は、膝下以下の場合は時速1.6km、膝上まで浸水すると時速1.1km程度になる。荷物を持ったり、長距離を歩けば歩行速度はさらに落ちる。
浸水を伴う危険物の災害
危険物は工場や危険物取扱所などに貯蔵されている。水と反応すると危険な物質、流失すると危険な薬品などは注意が必要。
水害で亡くなった人の場所と行動
場所: 路上、水路・側溝付近、自宅、堤防上、橋の上、水田・畑など。自動車内で亡くなったケースもある。
行動: 在宅、河川などの業務、水田や畑の見回り中、レジャー、通勤・通学、避難中、水防・救助時の二次被害。